健康に過ごせる住まいの温度

query_builder 2022/04/08
太陽光パネル間取り戸建て
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今回の記事では、何度以上であれば人が快適に暮らせるのか?
何度以下になると健康のリスクが高まるのか?
という事について解説していきます。


皆さんは住宅内の室温について、どの程度気にされているでしょうか?
なんとなく寒いから暖房をつける、暑いから冷房を付けようという程度の方が殆どだと思ます。
日本の住宅性能は先進国の中では後れを取っており、世界的に見て高断熱と言えるほどではありません。

冬場にリビングから廊下に出てトイレに行ったとき、お風呂に入るときに浴槽に浸かるまでに寒い思いをする事はありませんか?
これ実は、非常に危険なんです。


人の体は、気温が5度になると低体温症になるリスクがかなり高まります。
9~12度では、血圧の上昇、循環器系の疾患リスク、心臓まひなどになりやすくなります。

16度では呼吸器系の疾患がおこるリスクがあります。
16度というと暖かそうと思われるかもしれませんが、まだ若干健康への影響があるんですね。

そして、18度になるとWHO(世界保健機構)が認める最低レベルの健康温度になります。

ではWHOが推奨する温度はというと、21度になります。
21度は人間が一番健康でのびのび暮らせる温度とされています。

さて、以上を踏まえてあなたの家では如何でしょうか?
冬場にお部屋の温度が18度を下回る事はありませんか?

リビングではおそらく暖房器具を使っているので、大丈夫かと思いますが、
トイレ、脱衣場、お風呂、廊下などは寒くないですか?

サウナに入る方はご存じだと思いますが、サウナに入った後水風呂に入ると心臓がキューっとしますよね?
あれは、健康な方ならまだしも、高齢の方だと急な温度差で血圧が急上昇しヒートショックを起こすことがあります。
ヒートショックは麻痺を起こしてしまう事もある非常に怖い症状なのです。


家の中が寒いことで起こるデメリットとして
1.朝起きられない
寒いと中々布団から出られないですよね。
断熱性が低い家では、そういった朝一番の行動を越しにくくなることもデメリットではないでしょうか。

一方で高断熱の家では、夜に暖房を切って寝たとしても、朝まで室温が低下しにくいと言ったメリットがあります。


2.夜寝るときに寒くて呼吸器系に疾患が起きる
冬場に寝ていて、朝起きて何か喉が痛いという事があると思います。
冷たい空気を吸っているとのどに疾患がおこる事があります。

朝起きた時に咳が出たり、風邪をひいてしまった場合は、冷たい乾燥空気を呼吸器に入れてしまっているからなのです。

高断熱の家というのは、快適な睡眠の為にも大切だと言えると思います。


3.ヒートショックが起きる
日本の高齢者の、家庭内での不慮の事故死は多く、他国と比べて浴室での事故死がダントツに多くなっています。

年間約8000人の方が浴室内で亡くなっているのです。
これは何が原因かというと、ヒートショックなんです。


暖かい部屋から寒い部屋に移動すると、ヒートショックを起こしてしまう事があります。

特に寒い部屋の風呂は、湯温が42度と高温に設定されています。
お部屋の移動の温度変化プラス、湯船での高い温度変化によって、ヒートショックで亡くなる高齢者が多くなっています。
ヒートショックによる事故は、高断熱住宅にすれば防げたことなのです。

あなたの健康、家族の健康を守る為にも家の断熱性能を高める事は非常に重要なことと言えます。
初期費用が多少プラスになったとしても、高断熱のZEHにする事はメリットがあると思いませんか?

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株式会社イマジン

住所:千葉県館山市船形1277-42 杉村ビル103

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