なぜ太陽光発電を付けると得になるのか?

query_builder 2022/05/21
太陽光パネル戸建て

今回は、なぜ太陽光発電を付けると得になるのか?を解説します。
実は政府が太陽光発電を普及させるために、電気を買っているだけで払っているお金があるんです。
再エネ賦課金というんですが、ご存じでしたか?

始めに、今後の電気料金はどうなっていくと思いますか?
おわかりかと思いますが、値上がっていきますよね。
理由は再生エネルギーの普及に関わっています。
電気は電線を通って安定供給が必要ですが、発電した瞬間に使わないと消えてしまいます。
昼間に太陽光で発電した電気はその時に使わないといけません。
発電しすぎて余った電気は、別のエリアに移してあげることが大切になって来ます。
従って、電線を作る費用や再生可能エネルギーを作る費用が原価として加えられているのです。

太陽光発電は高いというイメージをお持ちかもしれませんが、数年前よりもどんどん値下がりしています。
それでも初期費用は掛かりますが、現在は初期費用0円で太陽光発電を設置できるサービスや蓄電池も0円設置できるサービスもあります。

太陽光で発電し、余った電気はkwh毎の単価で買い取ってもらえます。
その買取価格は年々下がっていまして、2009年の48円に始まり、2019年は19円になっています。
但し、買取価格は下がっていますが、その分太陽光発電の設置費用もどんどん下がっているのです。

現在は初期費用が下がっているので、買い取り単価19年でも元が取れるだろうという事なのです。
ですから、経済合理性はあまり変わらないと言われているんです。
今からでも全然遅くないのです。

国が固定価格で再エネルギーを10年間買い取ってくれる制度をFITといいます。
政府はどうしても再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱)を
普及させるためにこうした制度を作ったのです。

この固定価格買い取り制度はどんどん終了に向かっています。
太陽光に関しては、家庭用の10kwh以下はまだ続いていますが、50kwhを超える高圧に関しては、
固定価格での買取は終了、若しくは入札になっています。

10kwh以上に関しては、地域活用要件があり、30%以上を自家消費しないと固定価格での買取は出来ない事になっています。


さて、この買い取り買取価格の19円ですが、計算の元があります。
それは、内部収益率(IRR)が3.2%を下回らないように設定されているのです。

このIRRとは、投資した時にどれくらいのリターンがあるか?を見る指標です。
難しくなって恐縮ですが、投資に対して、将来生まれるキャッシュフローの
現在価値の累計と投資額の現在価値が等しくなる割引率をいいます。

現在のお金の価値は価値があっても、未来に行けば行くほどその価値は下がっていきます。
太陽光発電では、投資額はほぼ現在価値ですが、将来得られるキャッシュフローは
10年間19円で買い取ってもらえる事です。
10年間で得られるお金の現在価値の合計が、初期投資と同じ額になる利率が何%なのか?
がIRRの数値なのです。

簡単なイメージですと、将来に得られるお金が現在価値を無視して、どれくらいになるのかの利率だと思ってください。

以上の事から、太陽光は現在でも経済採算性があるという事です。
繰り返しになりますが、買取価格は下がっていますが、設置費用も下がっているので、
一定の収益が出るように設定されているんです。

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株式会社イマジン

住所:千葉県館山市船形1277-42 杉村ビル103

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